地域金融(ちいきん)の三大業務「預金」

信用組合、信用金庫、地方銀行などの行う地域金融において「預金」とはいったいどのような業務でしょうか?

簡単に説明すると、地域金融(ちいきん)における預金は、地元の個人、法人のお客様から集めた大切な資金であり、様々な融資の際の信用創造の元になる資金です。

単純に箇条書きにしてみるだけでこれだけの種類があります。

・普通預金
・当座預金
・定期預金
・決済用預金
・貯蓄預金
・仕組預金
・通知預金
・納税準備預金
・外貨預金
・譲渡性預金

また、そもそも、上で説明したように、預金が集まらないと融資ができませんので、全国各地の信用組合、信用金庫、地方銀行などの地域金融(ちいきん)は、様々に工夫を凝らした商品、サービスを提供しています。

個別の金融機関のお名前は出せませんが、以下のような商品があります。

・懸賞金付き預金
・抽選で地域の特産品が当たる預金
・防災グッズがついてくる預金
・北海道復興応援定期預金
・マイナンバー普及応援預金(マイナンバーカードを提示すると金利が上がる預金)
・優先結果により金利を上乗せする預金
・免許返納推進預金(免許返納証明書を提示すると金利が上がる預金)
・地域の遺産・景勝地の保護活動に預金の数パーセントを募金する預金

どれも、面白い商品、サービスばかりで、特に免許返納推進預金(免許返納証明書を提示すると金利が上がる預金)は現在社会問題となっている、高齢者の交通事故問題の解決にも貢献する素晴らしい商品、サービスだと思います。

このほかにも、全国各地の信用組合、信用金庫、地方銀行などの地域金融がそれぞれ工夫された預金商品、サービスをしておられます。皆さんも、そのような視点で、お取引先の地域金融機関(ちいきん)の預金商品、サービスを改めてご覧になってはいかがでしょうか?
きっと面白い商品、サービスが見つかると思いますよ!